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Led Zepplin の最も有名な曲「Stairway To Heaven (天国への階段)」。

(注:『永遠の詩』とは、映画『永遠の詩 狂熱のライヴ』を指すこともありますが、このblogではアルバムの『永遠の詩』を指しています。アルバム『永遠の詩』は、映画『永遠の詩 狂熱のライヴ』のサウンドトラックということになっていますが、「音」が全く違います。)


スタジオ録音盤『Led Zeppelin IV』(1971年)に収録されているものよりも、
ライブ録音盤『永遠の詩』(1976年)に収録されたものほうが圧倒的に優れています。

その理由・経緯は、非常に重要なので、恐れ入りますが、先ず、
昨夜のblog
2009/12/28
魂を揺さぶる曲 - Led Zeppelin 「The Rain Song」(『永遠の詩』版) - 確信に満ちた揺らぐことの無い岩の究極の美しさ。Led Zeppelin の「静」の最高傑作
http://nekomiyashiroichi.blog59.fc2.com/blog-entry-644.html

を、ご一読ください。
どうか、お願いいたします。



『Led Zeppelin IV』の
作詞・作曲 Jimmy Page & Robert Plant
「Stairway To Heaven (天国への階段)」で、
"To be a Rock, not to roll"
「岩になれ! 揺らぐことの無い」
その「音」を作り出す!
という自分たちの目標・使命を宣言しました。

そして、その目標に到達(『プレゼンス』(1976年3月31日)の「Achilles Last Stand (アキレス最後の戦い)」)した直後、
この『プレゼンス』での「音」作りは、
『永遠の詩』(1976年10月22日)に引き継がれます。
ライブ自体は1973年のものなのですが、その音源を元にした『永遠の詩』のアルバム制作で、Jimmy Page は、スタジオにこもって、根本から徹底的に「音」を改造して、『プレゼンス』の「音」に出来る限り近づけています。
こうして、「Stairway To Heaven (天国への階段)」(『永遠の詩』版)が出来ました。

目標宣言した曲が、目標に到達した「音」に生まれ変わっているのです。





蛇足ですが・・・
『永遠の詩』の制作で、プロデューサー Jimmy Page の右腕となって仕事をしたスタジオエンジニアの ボブ・エズリン氏は、
『永遠の詩』の音作りに感動した KISS にまねかれて、プロデューサーとして Kiss の最高傑作『地獄の軍団(Destroyer)』を制作します。
私は、中学生の時、KISS も大好きでした(笑)。





上記の「音」の違いの他、何もかも『永遠の詩』版のほうが優れています。

『永遠の詩』版のほうでは、
演奏を始める際に、Robert Plant が、観客に向けて、
"This is a song of hope."
と語りかけるのがかっこいいです。
この言葉は、この曲の本質だと思います。
確信に満ちた肯定の「音」だけが、「希望の歌」になると思うからです。

前半の John Paul Jones のリコーダー風のメロトロンの音と演奏も、『永遠の詩』版のほうが優れています。

中間部の Jimmy Page のギターソロと John Bonham のドラムも、圧倒的に『永遠の詩』版のほうが優れています。
ラストも、『永遠の詩』版のほうが優れています。





これも、蛇足ですが・・・
私には理解できない不思議なことがあります。
Jimmy Page は、繰り返し、
「Led Zeppelin は、結局、「Stairway To Heaven (天国への階段)」以上の曲を創り出すことが出来なかった。」
と発言していることです。
自分たちが掲げた高い貴い目標と使命に到達した
『プレゼンス』の「Achilles Last Stand (アキレス最後の戦い)」と
『永遠の詩』を創り出した本人が、なんで、そう思っているのでしょうか???
全く不思議です。
どなたか、この謎の答えを知っているかたがいらっしゃいましたら、どうか、教えてください。





曲に進む前に、もうひとつだけ。
この曲の歌詞は非常に抽象的かつ難解なため、『Led Zeppelin IV』(1971年)が出た時から、今に至るまで、数多くの解釈がされています。
中でも多いのは、錬金術という解釈です。
(しかし、私は、違うと思います。)

この曲の歌詞は、聴く人それぞれが、自分なりの解釈をすれば良いと思います。


私の解釈です。
自分たちの目標・使命とする「音」を「黄金」に喩えて、
確信に満ちた肯定を身に付けて、揺らぐことの無い岩として物質化した「音」
を創り出す、という宣言の歌。













Led Zeppelin / "Stairway To Heaven"







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コメント
この記事へのコメント
確かに『永遠の詩』の"Stairway To Heaven "は映画『永遠の詩 狂熱のライヴ』の音とは違いますね。
これは昨日の"The Rain Song"と同様ですね。
ただ、『Led Zeppelin IV』とは比較すべきではないような気がします。
"Stairway To Heaven "はシングルカットもされていないにも拘わらず、当時多くの人がこの曲を聴きたいが為にこのアルバムをシングルを買うの同じ感覚で購入したそうです。
Zeppelinはライブでは全く違うアレンジの仕方を流動的に行っていました。あくまで、『永遠の詩』はライブ盤なので、アルバムとは比較すべきではない気がします。

あと、この曲の演奏前にRobert Plant が、観客に向けて "This is a song of hope." と声を掛けますが、このライブの最後に"New York ! Good Night !"と締めくくるのも僕は好きですね・・。
Jimmy Page は、確かに「Stairway To Heaven 」以上の曲を創り出すことが出来なかった。」と述べていますね。 彼の本意は定かではありませんが、この曲はZepp解散後、過去3度のBohnnam以外のメンバーが集まった時にしか演奏されていませんね。(1984、1988、2007)  ※1983年にJimmyのGuitarのみの「Stairway To Heaven 」というのはありました。(あの時も感涙しましたが・・)
それを考えても、単にAudienceの期待に応えようという商売魂では無く、彼ら本人達がとても大切にしている曲なのでしょうね。この曲の"癒しの静" から"暴力的な動"への展開は他の者を寄せ付けない (真似することが出来ない) 唯一の神秘的な曲なのかもしれませんね。
2009/12/29(火) 22:15 | URL | Suivi[ 編集]
Suiviさん。考察コメントを書いてくれて、ありがとうございます!
Suiviさん、こんばんは!
猫宮です。

コメント、ありがとうございます!!!
最高に嬉しいです!
光栄です。
本当に、ありがとうございます。


やっぱり、Suiviさんの、Led Zeppelin への素直な愛情に基づく、考察力・文章力は、さすがですね!

昨夜の"The Rain Song"は、Suiviさんに、考察文(推薦文)を書いていただいたお陰で、良いblogになったのですが、
今夜は私ひとりの文章なので考察レベルが一気に下がってしまい、Led Zeppelin および 皆様に申し訳ないと思っています。



> Zeppelinはライブでは全く違うアレンジの仕方を
> 流動的に行っていました。
> あくまで、『永遠の詩』はライブ盤なので、
> アルバムとは比較すべきではない気がします。

確かに、その通りですね。
私が『永遠の詩』を特別視しているせいです。
(しかし、何となく、世間では『永遠の詩』が過小評価されているような気もします。)
本来、優劣を競うのではないですから、反省しています。



> 単にAudienceの期待に応えようという商売魂では無く、
> 彼ら本人達がとても大切にしている曲なのでしょうね。
> この曲の"癒しの静" から"暴力的な動"への展開は
> 他の者を寄せ付けない
> (真似することが出来ない)
> 唯一の神秘的な曲

なるほど!!!
素晴らしい!
本当に、素晴らしいことですね。
長年、不思議に思っていたことが、今、やっと、理解出来ました。
確かに、その通りですね。
"Stairway To Heaven"は、Led Zeppelin のどの曲にも全く似ていない立ち位置の曲だと思っていたのですが、Suiviさんに共感できました。

Suiviさんの文章は、(隠れていて誰も気が付かない)本質を、分かり易い言葉で丁寧に説明してくれるので、本当に、すてきです。

やっぱり、Suiviさんは、すごいです!


Suiviさん、本当に、ありがとうございます!


それじゃあ、また!

猫宮しろいち
2009/12/29(火) 23:02 | URL | 猫宮しろいち[ 編集]
もうひと事だけ。
『Led Zeppelin IV』に収められてる「Stairway To Heaven 」の終わり方って、皆さん素敵だと思ったことはありませんか?
LPレコードの場合、A面の最後の曲だったと思うのですが、この曲の終わりとほぼ同時にレコード針が盤から離れ、アームが戻っていく音が聞こえるのです。 あの瞬間が僕はたまらなく好きでした。
2009/12/29(火) 23:45 | URL | Suivi[ 編集]
Suiviさんはとても感性が豊かですね!
Suiviさん、おはようございます!
猫宮です。

確かに、その通りですね!

『Led Zeppelin IV』版の一番最後は、楽器の音が全て無くなる中で、
ひとり、Robert Plant が、
And she's buying a stairway to heaven...
とリスナーに語りかけて、静謐に幕を閉じますよね。
(『永遠の詩』版の終わり方(轟音と絶叫)よりも、『Led Zeppelin IV』版の終わり方のほうが美しいと思います。)
その後、Suiviさんのおっしゃるレコードプレーヤーの音。
すてきです。

Suiviさんは、本当に、良い意味で繊細かつ豊かな感受性を持っていらっしゃいますね。

(蛇足ですが・・・
Suiviさんのような感受性は、渋谷陽一氏に全く欠けている部分だと思います。
老害 渋谷氏は、一刻も早く引退していただいて、
彼の書いた一連のライナーノーツも全て削除して欲しいです。
彼のせいで、どれだけ多くの Led Zeppelin ファンが、無理やり彼の強引な自慢話を押しつけられて、窮屈な思いをしていることか。
Led Zeppelin は、彼の所有物では無いということに、彼は気付いていないのですね。
Led Zeppelin は、ファンひとりひとりのものです。)

猫宮しろいち
2009/12/30(水) 08:07 | URL | 猫宮しろいち[ 編集]
そうですね。 わかって頂けますよね。
あの"And she's buying a stairway to heaven... "の後の間がなんとも言えない淋しい空間を
作っているのだと思います。 この空間によりこのアルバムはいっそう完璧なものに仕上がった
ような気がしますね。 よく考えると、この空間はアナログ版だからなし得たのであって、現在の
ようなデジタル盤では生まれていないのではないでしょうか?
もし、Zeppがここまで拘っていたとしたら、やはり彼らは天才だと思いますね。

ただ、『Led Zeppelin IV』というのはあくまで仮称であり、『Four Symbols』と呼ぶ人もいれば
そのまま『Untitled』と呼ぶ人もいたようでうね。 ご承知の通りレコードジャケットにはタイトルは書かれておらず、レコード会社泣かせのバンドだったようですね。 まあ、それでも人々は買い求めたわけです
が・・。

渋谷氏についてはそこまで言ちゃいましたか・・。もし彼がこのBlogを読んだら泣いているでしょうね?
まあ、迷惑と思いながらも一応 自分の解釈が誤っていないかどうかを確認する為に?一通りは
ライナーノーツは読んでいましたけどね? まあ我々のようなZepp Freakの人には強い味方という事
にしておきましょうよ。
2009/12/30(水) 10:46 | URL | Suivi[ 編集]
Suiviさんの文章は詩のよう
Suiviさん
アケチです。2度めまして。

猫宮さんの言うように、Suiviさんの文章はとってもすてきで一遍の詩のように感じます。
何よりもLed Zeppelinへの深い愛情に感動します。
もしSuiviさんがblogを持っていればURLを教えていただけませんか?

Suiviさんの言うように、『IV』と『永遠の詩』とでどちらの「天国への階段」が優れているかを比べるのは、ちょっと・・・。
私は『IV』の「天国の階段」のほうが好きです。
"The Rain Song"は『永遠の詩』のほうが好きです。あっ、私も比べてしまった!(笑)

2009/12/30(水) 10:54 | URL | アケチ[ 編集]
猫宮blogは蛇足が面白い!
猫宮さん
アケチです。

失礼かもしれませんが、猫宮blogは蛇足が一番面白い!

私もKISSが大好きでした。
今でもKISSの「デトロイト・ロック・シティ」は洋楽カラオケでの私の十八番です。
本当はLed Zeppelinも歌いたいのですがあの超絶ハイトーンボーカルは無理・・・。

先日の土星の衛星についての話でも「蛇足」で突然ELPの「NUT ROCKER」が出てきて笑ってしまいました。
2009/12/30(水) 11:05 | URL | アケチ[ 編集]
宣言と実行
「天国への階段」での宣言は「アキレス最後の戦い」で確かに結実したと思います。
でも、彼らはそこからさらに先を見ていたのではないのかな、と。

プレゼンスの音はハードロックであり同時にブルースの音です。

ではその先の音とは?

種々雑多な音像があります。その全て?の要素をもっているのが「天国への階段」
なのではないか、と。

だから、まだ「越えて無い」とJimmyは言うのかもしれません。

「天国への階段」も「アキレス最後の戦い」も、僕のバンド歴初期に演じた曲なのです
が、いまだに大好きです^^
2009/12/30(水) 11:36 | URL | 天照斑鳩[ 編集]
アケチ様 ありがとう御座います。

残念ながら私 個人のBlogは開設しておりません。猫宮さんにように毎日、書くという義務感に駆られる
のが苦手なもので・・。
それから、Zepp Songって全然比較していいんじゃないでしょうかね? OfficialアルバムとOfficialアルバムとライブ盤。又はOfficialライブとブートライブ盤。アナログ盤とデジタル盤等、常に意味比較されることが義務ずけられたバンドなのではないでしょうか? 但しこれは、Zepp関係者内部の話しであり、許されないのは、他のBeatlesやStonesと単純に比較することなのではないでしょうか?(笑)
Zeppは唯一無比な存在なのだと思います。 実際に皆さんZeppに対して、色々な角度から見ていらっしゃるようで面白いですね。音楽なんて所詮、この角度から見なければならないと決まったものでもないと思います。  さあ、"Achilles・・"に行きましょうか?
2009/12/30(水) 12:34 | URL | Suivi[ 編集]
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