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JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、低予算で頑張っている。学術的成果を上げている。
というのが、JAXAに対する私の認識でした。
今年(2009年)は、何と言っても「かぐや」の活躍に日本中が沸きました。
来年(2010年)は、金星探査機「あかつき」(金星の気象調査が目的)が活躍するはずです。





しかし、JAXAの問題点を厳しく指摘する記事を見つけたので紹介します。

論理的で、とても分かり易く、JAXA(というよりも文部科学省)の問題点を鋭い視点で考察しているので、宇宙に対して(少しでも)関心のあるかたは、ぜひ、ご一読ください。



この記事で、切り込んでいるJAXAの問題点を、一言で言うと、
宇宙基本法の理念になる「宇宙の開発から宇宙の開発利用」の「利用」の部分がダメダメ、
ということです。



正直言って、これほどダメダメだと知って、私はショックを受けました。

この記事の筆者が提案しているように、
JAXAを、文部科学省から切り離して、宇宙局で一元的に管理して、「商業化」ということをしっかりと認識し、計画を立て、遂行しなければならないと思います。

現に、アメリカやEUは、商業化することで市場から資金を調達しながら、自律的(かつ自立的)に進化を遂げ続け、商業利用で得た資金も使って学術的成果を継続的に出している、というフェーズに入っています。
日本も早くそのフェーズに達しないと、学術的成果を継続的に出すために、限りなくその分野に税金を投入しなければなりません。





蛇足ですが、同じく文部科学省の配下の理化学研の「次世代スパコン」の「利用」の問題(「民間への技術移転や商用が全く考えられていない」という問題)を彷彿とさせます。
理化学研も、文部科学省から切り離すべきかもしれません。





日経BP Tech-On!
藤末健三=早稲田大学客員教授,参議院議員
2009/12/11
JAXAを文科省から切り離せ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091210/178505/






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コメント
この記事へのコメント
こんにちは、猫宮さん
「あのよろし」です。
よろしくお願いします。

以前、地球観測に関わる仕事をさせてもらっていた関係で
多少なりともこうした分野についての情報を持っている
ものとして、この記事に対するコメントを書きたいと
思います。

宇宙環境を利用する方法として、大きく3つくらいに
分けられると考えています。

ひとつは宇宙観測。

猫宮さんも記事にしておられた「あかつき」などが
あります。これは純粋に研究分野であって、商業化
しにくいものではありますが、ある意味で科学技術
先進国としての日本に期待される活動分野です。

ふたつめは地球観測。

広大でしかも人間が直接調査することができない
ような土地、空間に関する情報を大量に取得する
ことができます。
環境評価や気候調査など、商業的にも十分ビジネス
が成立する分野です。

みっつめは地上支援。

衛星通信やGPSなど、人間の地上における活動の
一部を支えるインフラになります。
地上での場合と同様に、ある程度整備されてしまうと
それ以上の発展はなかなか望めません。

今後も大きく需要が伸びると考えられるのはふたつめの
地球観測分野です。

記事を書かれた方も、こうした分野を専門とする事業者に
ついて言及をされていますが、「パスコ」はGIS
(地理情報システム)の会社で、航空機を使った写真測量が
事業の主体であったと思います。海外の地球観測事業者など
と比べられるのは光栄かもしれませんが、事業規模が違い
すぎるように思います。
日本にそうした事業体が存在していないのは事実で、それは
国内に大きな需要がなく、航空測量等で十分まかなえる
からと考えられます。
そもそもアメリカや中国、ロシアなどとは国土の面積が
違いますので、同列には考えることはできません。

「宇宙局」というのはよくわかりません。
たぶんいずれ、文部科学省の天下り先になってしまいます。

むしろ石川島播磨や三菱重工などとJAXAが共同出資する
形で、半官半民の宇宙開発専門の会社を作ったほうが
よいのではないかと思います。

JAXAをそのまま民間にしないのは、宇宙研究分野においては
おそらく今後も、研究費を全額まかなえるほどの利益を出せる
ようにはならず、結局不採算部門として「整理、縮小」
されるおそれがあるためです。

民間に広く分散してしまっている宇宙関連の技術や
ノウハウを1か所に集中させるための核が必要に
なるのではないかと思います。

それは少なくとも「宇宙局?」ではないと思います。

記事を読んでいて、打ち上げ衛星の個数で海外の宇宙事業と
単純比較されるのは、疑問に感じるところもあります。

また「宇宙局を作る」発想は、文部科学省とは別の
お役所を作るだけという気もしましたし、
「海外との競争に遅れる、何とかしなきゃ」という焦りも
わからなくはないですが、そもそも日本の宇宙開発は
どのようにしていくのかという理念も語られることなく、
商業化のみ加速させるのは、いったい何のためなのかが
ちょっと理解できない点でもあります。

私の書いたことが関連事業に携わるすべての人の意見を
代表しているわけではありませんが、現場の雰囲気とは
かなり乖離した考え方を、この記事を書かれた方は
お持ちのように、受け止めました。

2009/12/26(土) 14:22 | URL | あのよろし[ 編集]
GXロケット開発は中止すべき
以前、Qosmio F30のクローンHDD作成でお世話になりましたキジトラ猫です。

ロケット少年であった私の意見を記させていただきます。JAXAそのものの組織論は後日にしたいと思います。いちばん気になるのはGXロケット開発です。こんな陳腐なプロジェクトに血税が使われるのは本当に許せない気持ちです。ロケット開発は行わずエンジン開発のみを継続とは何と歯切れの悪い決断です。

そもそも燃料として液化天然ガス(LPG)を使用する発想が理解出来ません。比推力が最高の液体水素に比べ性能が劣り、常温で液体のケロシンに比べて中途半端な気体のLPGを使う動機が理解出来ません。調べてみると宇宙空間でLPG燃料は取り扱い易いとのこと。しかし、ロケットの使命は宇宙空間に打ち上げることであり、宇宙空間で長期にわたる推力を得る方法論はたくさん選択肢があるはずである。このプロジェクトを発案された方は、このロケットをどのような場面で使うのかを真剣に考えているのだろうか。液体酸素とLPGの組み合わせはどうしても理解出来ない。

このプロジェクトの裏にはもうひとつの影が見え隠れする。H-2ロケットで宇宙産業へ羽ばたいた三菱重工に対抗するために動いているIHIである。それと、このプロジェクトをごり押しで推進した河村元官房長官である。そこに政官癒着の体質を垣間見ることが出来る。必要の無いプロジェクトを、ある民間の利益のためと血税で生きる研究者の趣味のための研究と、そしてその間を行き来する政治家の利権のために作り挙げたものと言うのは言いすぎだろうか。

私は、つくばで民間研究者であった。国家プロジェクトのいいかげんな策定手順や機構研究者の趣味に生きる現場を見て来ました。科学基本法が制定されて自然科学の予算は溢れるほどです。機構は米国の予算と比較して、はるかに少ないと言っていますが、大学も含め日本の研究者は人口当たりはるかに米国より多いのです。理系が尊重されない、創造性を理解出来ない国民性、そんな日本にこんな潤沢な自然科学予算は必要ないと思います。
2009/12/28(月) 22:49 | URL | キジトラ[ 編集]
キジトラ猫さん。ありがとうございます!再会できて嬉しいです!
キジトラ猫さん、おはようございます!
猫宮です。

再会できて、本当に嬉しいです!

鋭い考察を書いてくれて、ありがとうございます!
私は全く知りませんでした。
勉強になりました。

とても優れた考察なので、大勢の人に読んでいただくために、blog本文に転載させていたきます。
お許しください。



blogで再三とりあげている、理化学研の『次世代スーパーコンピューター』プロジェクトの、あまりに酷いいい加減さに憤りを感じています。
GXロケットの問題も、ひょっとしたら、根本は似ているのかもしれませんね。
文部科学省の責任は重大です。

それじゃあ、また!

猫宮しろいち
2009/12/29(火) 07:38 | URL | 猫宮しろいち[ 編集]
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